青嵐との契約が切れるのを前にそれどころではない上に、
人の欲望をかなえてくれる壷を預かってしまった律。
青嵐との関係はどうなるのか。謎の男の正体は?
原作のエピソードを下敷きに無難にまとめてきた9話。
だから話の面白さよりも最終話の体裁を整えることが重視された印象があります。ちょっと残念。でも最後まで面白かったです。ドラマの構成のよさ、脚本のうまさ、役者さんたちの好演など深夜の三十分ドラマなのによく出来ていて毎回楽しみでした。個人的に面白いと思ったのは原作のあるシーンをそのまま実写で表現すると、実写の中では浮いてしまうというか精彩を欠いてしまうことが何度かあったこと。ああ、あのシーンは漫画だからこそいいんであって実写には向いてなかったんだなと。それだけ製作の人たちが原作を読んでいるんだなと嬉しくもなりました。
原作のファンとしてドラマを楽しむ一方で話の簡略化・設定の変更等色々とジレンマはありましたが、途中からはドラマ「百鬼夜行抄」ファンとしてのジレンマもありました。三十分ではあまりに短い!一時間、せめて四十五分はほしい!時間ももっと早く!という意見を色々なところで見かけました。もちろん管理人もそうは思いましたが、時間帯が早くなってしまうと商業的な問題もあって原作のあの独特の雰囲気を表現するのが難しくなりそうなんですよね。
律役がジャ○ーズになる→正義感の強い泣くか叫ぶかしない、しかも妖怪や霊にやたら同情するような感情的なキャラに変更→物語も勧善懲悪っぽくなる
というネガティブな想像が頭をよぎってしまって…
続編を希望しますが、その時もやっぱり今回の時間帯で三十分(出来れば本編を三十分にしてOP&ED入れて四十五分とか…)が無難なのかもしれないですね。DVD収録の3話を楽しみに、続編への希望をつないでいくことにします。スタッフのみなさん役者の皆さん、素敵なドラマをありがとうございました。
