This Category : とらドラ!
とらドラ! #25(終)
竜児の目的は駆け落ちではなく、目の前の現実と向き合って皆が幸せになる努力をすることだった。r竜児はそのことをやっちんに伝え、やっちんは両親と和解し、大河もまた皆が幸せになるために母親と向き合う。それはしばしの別れも意味していた。
駆け落ちするまで思いあった男女を一つの部屋で寝かせるとか、お母さんがそんな大らかだからやっちんが早熟だったのでは…(汗)それはともかく、両思いになった二人の誓いのちゅーシーンはこちらのほうがいたたまれませんでした。恥ずかしい、恥ずかしいよー。
色々と心理描写が駆け足だったけれど、大河がいなくなって竜児もクラスの皆も寂しいだけじゃない何かを掴んでそして巣立っていく。そしてそれは竜児と大河にとって始まりでもある…という爽やかなラストは感動的でした。原作の最終巻までのあらすじを踏まえた上でこういうラストにしたんだろうなあ。原作完結とアニメの最終話がほぼ同時期というと「しおんの王」がそうでしたが、原作とアニメの二通りの物語の結末を大きなタイムラグなしで楽しめるのはいいなあ。
大河やみのりんみたいな娘は実際いるよ!という実在のリアルではなく、「こういう部分が確かに自分のどこかに存在している」という意味でのリアルを感じます。だから女子としては後半の展開は正直胃がしくしくしました(苦笑)。自分らしくありたい、自分のルールで生きていきたい。けれどそのままではただ他人を否定して自分の考えを押し付けるだけになってしまう。それでは他人を思いやりながら自分らしく生きるためにはどうしたらいいのか。それを模索し続ける竜児たちの心理描写がとにかく丁寧でした。(後半はちょっと駆け足だったけど)他人に自分をさらけ出して頼ることがまだ怖くてもうしばらく自分のペースで進んでいくことを選んだ亜美ちゃんとみのりんも、若さゆえに突っ走ってぶつかりあって分かり合うことが出来た大河と竜児も青春ですよ青春。スタッフの皆さんお疲れ様でした。
駆け落ちするまで思いあった男女を一つの部屋で寝かせるとか、お母さんがそんな大らかだからやっちんが早熟だったのでは…(汗)それはともかく、両思いになった二人の誓いのちゅーシーンはこちらのほうがいたたまれませんでした。恥ずかしい、恥ずかしいよー。
色々と心理描写が駆け足だったけれど、大河がいなくなって竜児もクラスの皆も寂しいだけじゃない何かを掴んでそして巣立っていく。そしてそれは竜児と大河にとって始まりでもある…という爽やかなラストは感動的でした。原作の最終巻までのあらすじを踏まえた上でこういうラストにしたんだろうなあ。原作完結とアニメの最終話がほぼ同時期というと「しおんの王」がそうでしたが、原作とアニメの二通りの物語の結末を大きなタイムラグなしで楽しめるのはいいなあ。
大河やみのりんみたいな娘は実際いるよ!という実在のリアルではなく、「こういう部分が確かに自分のどこかに存在している」という意味でのリアルを感じます。だから女子としては後半の展開は正直胃がしくしくしました(苦笑)。自分らしくありたい、自分のルールで生きていきたい。けれどそのままではただ他人を否定して自分の考えを押し付けるだけになってしまう。それでは他人を思いやりながら自分らしく生きるためにはどうしたらいいのか。それを模索し続ける竜児たちの心理描写がとにかく丁寧でした。(後半はちょっと駆け足だったけど)他人に自分をさらけ出して頼ることがまだ怖くてもうしばらく自分のペースで進んでいくことを選んだ亜美ちゃんとみのりんも、若さゆえに突っ走ってぶつかりあって分かり合うことが出来た大河と竜児も青春ですよ青春。スタッフの皆さんお疲れ様でした。
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とらドラ! #12
文化祭始まる。準備を楽しんだりみのりんとうっかりケンカしてしまったり、大河と父親にひと波乱ありそうだったりと文化祭に色々なものが詰め込まれていました。
大河と父との経緯を知っているみのりん、人生経験豊富で職業柄男の本質を見抜くことに長けているお母さんに比べ、竜児には経験も判断材料もほとんどないわけだからみのりんと母に対してああいう態度を取ってしまうのはしょうがないと思います。大河父のことを聞いて態度を豹変させるみのりんに引き込まれた。
父親と適度な距離を取ってうまくやろうとする大河、それが許せないみのりん、そして竜児と「対等」に接するポジションを確立していくあみちゃんと3ヒロインの竜児との関わりがそれぞれ三者三様で面白いなあ。
お父さんの地雷っぷりがじわじわと伝わってくる…典型的な「悪気のない人」なんだろうなあ…
大河と父との経緯を知っているみのりん、人生経験豊富で職業柄男の本質を見抜くことに長けているお母さんに比べ、竜児には経験も判断材料もほとんどないわけだからみのりんと母に対してああいう態度を取ってしまうのはしょうがないと思います。大河父のことを聞いて態度を豹変させるみのりんに引き込まれた。
父親と適度な距離を取ってうまくやろうとする大河、それが許せないみのりん、そして竜児と「対等」に接するポジションを確立していくあみちゃんと3ヒロインの竜児との関わりがそれぞれ三者三様で面白いなあ。
お父さんの地雷っぷりがじわじわと伝わってくる…典型的な「悪気のない人」なんだろうなあ…
とらドラ! #11
二学期早々学園祭の準備で盛り上るクラスの面々。一方大河は大嫌いな父親と会うように半ば強制され、何故か竜児が大河親子の問題に巻き込まれることに。
学園祭が1日だけ開催になった裏事情や異様な盛り上がりなど、高校の頃を思い出して和みました。脚本書く才能はあるのに多数決の暴力で女子を陥れるための智恵は回らない実行委員の男子が可愛かったです。あれは周りの男子が事前に突っ込んであげなきゃ(苦笑)
大河のほうは…うーん。父親の人となりがまだ明らかになってないので現段階では大河の態度の方が目に余るという印象かなあ。まあそこはかとなく大河パパからはある種の地雷臭はするんですけどね…。一見無難そうな父親を見てつい自分のために親子関係の修復を願ってしまっていたことを竜児が気づくところは演出がドラマチックでよかったなあ。
学園祭が1日だけ開催になった裏事情や異様な盛り上がりなど、高校の頃を思い出して和みました。脚本書く才能はあるのに多数決の暴力で女子を陥れるための智恵は回らない実行委員の男子が可愛かったです。あれは周りの男子が事前に突っ込んであげなきゃ(苦笑)
大河のほうは…うーん。父親の人となりがまだ明らかになってないので現段階では大河の態度の方が目に余るという印象かなあ。まあそこはかとなく大河パパからはある種の地雷臭はするんですけどね…。一見無難そうな父親を見てつい自分のために親子関係の修復を願ってしまっていたことを竜児が気づくところは演出がドラマチックでよかったなあ。
とらドラ! #10
あみちゃんの別荘でバカンス後編。幽霊騒ぎを画策していたら自分たちが幽霊らしきものに脅かされるハメになる大河と竜児。北村の協力を得て当初の予定通りみのりんにドッキリを敢行するが…?
そこに偽りのない友情や憧れや好意があったとしても、仲良しな彼らを客観的に見たら皆本音を仮面の裏に隠してその場が上手くいくように自分の役割を演じているにすぎないんですよという人間関係のシビアな面を見せ付けられた気分です(苦笑)。それは全然悪いことではないし、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。一番客観的な立場から大河たちを俯瞰しているあみちゃんの大人びた態度がよかったなあ。芸能界で揉まれているだけあって、あの中で一番精神年齢が高いのは間違いなく彼女です。
この別荘編で面白いのは主人公である竜児とヒロインの大河も役者の一人に過ぎなくて、彼らの人間関係が徐々に変化していく様を中心に描いたことだと思います。うーんドラマチック。
そこに偽りのない友情や憧れや好意があったとしても、仲良しな彼らを客観的に見たら皆本音を仮面の裏に隠してその場が上手くいくように自分の役割を演じているにすぎないんですよという人間関係のシビアな面を見せ付けられた気分です(苦笑)。それは全然悪いことではないし、当たり前と言えば当たり前なんですけどね。一番客観的な立場から大河たちを俯瞰しているあみちゃんの大人びた態度がよかったなあ。芸能界で揉まれているだけあって、あの中で一番精神年齢が高いのは間違いなく彼女です。
この別荘編で面白いのは主人公である竜児とヒロインの大河も役者の一人に過ぎなくて、彼らの人間関係が徐々に変化していく様を中心に描いたことだと思います。うーんドラマチック。
とらドラ! #9
あみちゃんの別荘で過ごすことになったいつもの五人。今度こそお互いの恋を成就すべく幽霊作戦を計画する大河と竜児だが、なかなか思うようにはいかず…
夏の小旅行というベタなイベントでしたが、思ったより堅実というか派手じゃないのが個人的にいいかな。いつもと違う環境で違う顔を垣間見せるみのりんのミステリアスな演出が特に好きです。大河も竜児もやっと好きな人と二人で言葉を交わせる機会があったのに、結局本音で語り合うには至らなくてもどかしい様子が伝わってきました。
とりあえず北村は完全に変態嗜好のMだと思った
夏の小旅行というベタなイベントでしたが、思ったより堅実というか派手じゃないのが個人的にいいかな。いつもと違う環境で違う顔を垣間見せるみのりんのミステリアスな演出が特に好きです。大河も竜児もやっと好きな人と二人で言葉を交わせる機会があったのに、結局本音で語り合うには至らなくてもどかしい様子が伝わってきました。
とりあえず北村は完全に変態嗜好のMだと思った