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This Category : 鉄のラインバレル

鉄のラインバレル #24(終)

絵美の死のショックで完全覚醒した浩一とラインバレルは地球上のマキナたちの力を借りて、正義の力で異世界からの侵入者たちに最後の戦いを挑む。

最後はあらゆるヒーローものへのリスペクトを詰め込んだ贅沢というかごった煮な印象すら受けるような最終決戦でした。真面目な熱血漢より少し世をひねた主人公が目立つ昨今、正々堂々と正義を口にして敵に立ち向かう強くて弱い正義の味方というのは心躍るものがありますね。初期のやることなすこと黒歴史な浩一が、強さを得て弱さを知り、資格なんてなくても正義の味方であろうと努力して本物のヒーローになっていく様を見てきた一視聴者としては非常に感慨深かったです。


でも


死んだ絵美も仲間たちもラインバレルが何とかしてくれました

にはびっくりしました(笑)。いやいやいや。そのひと言で済ませないで!ラインバレルが何とかしてくれてもいいけど、一つくらい納得できる理屈が欲しかったです。あと全て終わって燃え尽きようとしたヴァーダント&森次さんを受け止めたのが山下くん、というオチにはつい笑ってしまいました。電波的な幼馴染、想像力フェチの盟友、真剣に不真面目な上司ときて、最後は包容力ある年下の男なのか…最後まで男としかフラグがたたない森次さんなのでした。


原作よりラブコメとお色気要素を多くしたアニメ版はそれはそれで面白かったんですけど、次第にそれらがノルマのようになってきて後半のシリアス展開を阻害してしまっていたのは残念です。オリジナルのシリアス展開を考えるより、いかに毎回お色気とギャグを入れるか考えたほうが楽なんだろうけど…。そんな感じでストーリーはちょっとあれでしたが、ヴァーダントさんが動いて、最低な浩一が毎回罵られるだけでも十分楽しめるアニメでした


スタッフのみなさんお疲れ様でした。
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鉄のラインバレル #23

異世界からの侵略を防ぐため手を組んだ加藤機関とJUDA。万全の体制で迎え撃つが相手の戦力は想像以上に強大で、徐々に苦境に立たされることに。

桐山騒動の時も思ったけどこの世界は御しやすくて楽だなあ…。

最後の最後にいいとこを持っていくような形で死ぬと思っていた加藤があっさり退場して拍子抜けしました。どんなやりとりがあったか知りませんが、マサキが味方だと彼は本気で思っていたんだろか…。

皆一つになって争いのない世界にすればいいじゃん、というマサキの問いかけに対し、「そうじゃないほうがかっこいいからだ!」という浩一の台詞。そしてその言葉が仲間たちを勇気付けていく流れは熱かったなあ。なんていうかいい意味で中二病が伝染していく感じが清清しい。損得で考えたら正義の味方なんて全然得じゃないけど、「かっこいい」という理由はそれらの損に勝る価値があるんだという結論はとても浩一らしいと思いました。


広大な宇宙空間で暴れまわるヴァーダントさんを見れただけで満足です。
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鉄のラインバレル #22

やっぱり森次さんは裏切って無かったよ!実は加藤も味方だったよ!というわけで今までの死闘は全部茶番でしたという驚愕の事実を知らされた浩一たちは戸惑いながらも、いよいよ真の敵との最後の戦いに出撃する!

ヴァーダントの戦闘が見れる!と先週から楽しみにしていました。まるで師匠のように浩一の本気を受け流しては一撃を加える森次さんの心憎い戦い方は見応えがありました。ヴァーダントってどうしてあんなにかっこいいんだろう…。かっこいいといえば今回はやたら作画がよく森次さんがとんでもない美形になってて笑いました。

話のほうは…その、あれですよ。


本筋そっちのけでお色気とラブコメに話数費やした結果がこれだよ!!


桐山編が薄味に改変されていたせいで森次さんは(主に桐山に対して)ただの薄情な人だし、加藤もさんざん自分のいた「想像も個性もない世界」をこきおろしておきながら想像を促すために人の命をなんとも思ってないという矛盾したキャラクターになってたなあ。(加藤の価値観による)合理的な目的のために人の命を平気で犠牲にするって加藤が嫌っていたあっちの世界の考え方そのものだと思うんですけど。どっかのソレスタルなんとかみたいに圧倒的な武力に対抗するために、世界が一致団結するのも大事だと思うんですけど、加藤のテロは結果的に世界の協調を乱しただけだしなあ…。あっちの世界の描写は「地球へ…」思い出して少し懐かしい気持ちになりました。


「本当の暴力を見せてやろう」という森次さんの素敵な決め台詞も、原作の「多数の相手を圧倒的な暴力で蹂躙していくシーン」の前フリだからこそ映えるのに手加減ありきの浩一との戦いでそれを言われても…。

願わくば原作の加藤の目的は違って欲しいなあ。とある少しご都合に見える展開を「はいはいアニメオリジナルね」と軽くとらえていたら、アニメ放送終了後の原作でアニメと同じ展開になった「ぼくらの」のようにはなりませんように…
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鉄のラインバレル #17 & #18

#17

>矢島が帰ってきたよ!

いや、みんな矢島のことはもっと真面目に考えようよ!人はそう簡単に致命傷から生還したりしないから!しかし髪が伸びてかっこよくなった矢島を見ていると確かにそんな些細なことどうでもよくなってくる不思議(笑)。


>相変わらず悪者あつかいのJUDAのイメージを払拭すべく「カラオケ大会」で使ってイメージアップ作戦だ!

あああ前途ある少年少女が社長のバカマインドに侵されつつある…

極悪テロ組織ではなくお祭組織として世間に認知されることになるんですね、分かります。イメージアップ作戦とコスプレとラブコメと浩一の変化を見た矢島の戸惑いを同時進行とはえらい力技だなあ。なんだか矢島がすごく気の毒(笑)。

1クール目で散々エロとギャグを積み重ねたおかげで、どんな強引なギャグがあろうとも許容できるようになったんですが逆にシリアス展開になるとそのギャップに戸惑ってしまうというか、説得力が薄れてしまうなあ。矢島が浩一を「正義の味方ごっこ」となじるシーンも普通なら「いや、そうかもしれないけどそうじゃないもん!」って言い返せるんですが、これだけギャグが多いと確かにふざけてるといわれても反論できない…。

OPではまだ元気一杯な桐山閣下にちょっと和みました。そういえば今日のギャグパートはやたらデフォルメがきいてたなあ。


#18
矢島にさらわれた絵美を助けるため指定された場所に向かったら加藤が新鮮なホタテを用意して待ってました。

JUDAテレビの電波ジャックがいきなりひどい(笑)
つかディシーヴってあんなに弱かったの!?

>ホタテ会談
カレーカステラの次はホタテか!どんだけ緊張感ないんだよこの人は。加藤の話はなかなか面白かったですね。抑圧されることで人は想像し、創造する。停滞なき世界を作るための世界征服が目的なのだとしたら、加藤が部下の裏切りを容認しているのも納得できます。いや、でもやっぱりおばかなんだけど(笑)。そんな加藤に対する浩一の「声をあげることすら出来ない弱い人間のための正義の味方になるんだ」という宣言は素敵でした。

矢島はちょっと視野狭窄に陥ってますな。親友がヤンデレになって帰ってきたか……
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鉄のラインバレル #16

社長のセキュリティシステムを突破してマキナを取り戻して桐山閣下を成敗するぞ!

社長の趣味セキュリティシステムがどう考えても時間かかりすぎ(苦笑)。一ゲーム六分(一人一分)としても何時間かかるんだあれ…その間閣下と浩一が延々戦っていたかと思うとシュールです。さすがエロとギャグのためなら趣味を選ばないアニメ「鉄のラインバレル」です。双子の弟が裸に剥かれたのに最後の一枚を守り通す山下君への無駄なこだわりが相変わらずおかしい。とりあえず石神社長、あなた最低です

桐山のアレっぷりを見ていると、「ああ浩一が何の反省もせず育ったらこうなるよね」と思わず呟いてしまいました。浩一も内心やりにくかったんじゃないかなあ。自分の黒歴史見ているようで(笑)

フットワークの軽い森次さんやまさかの矢島生還など、またややこしくなりそうです。そういえばOPにまた新規カット追加されましたね。こういうちょこちょこマイナーチェンジしていく手法も面白いなあ。
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