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脱線して天地人42話「将軍誕生」と思ったら「菊姫フォーエバー」だったよの感想

日参しているレビューサイトさんの記事にコメントしようとしたらアホみたいな長文になってしまったので、ジャンル違いと知りつつ自ブログにアップ。「天地人」の感想です。ほんとクソ長いのでたたみます。それと、「天地人大好き!」という方には優しくない内容だと思いますのでご注意ください。

天地人42話「将軍誕生」
「将軍誕生」というサブタイトルだったはずなのですが、放送が始まってみれば「菊姫フォーエバー」でした。


今回も遠山のキャリアアップは留まるところを知りませんね。上杉の行く末よりお家騒動で主を失った男が天下人の側近中の側近になっていくドラマ「遠山康光」のほうが見たいです(苦笑)。というか遠山本多正信の地位を乗っ取ってない?むしろ遠山が本多になってない?遠山が本多の身体を奪って本多正信になりすましてるようにしか見えなくてぞっとしてしまった。どこの妲己(@「封神演技」)かと。


あの程度の嫌味なら本多に喋らせてもよかったのにあえて遠山に言わせたのは、カネタンの将来の親戚になる人は悪く描きたくないからなんでしょうか。小早川や福島と同じですよね。後の歴史に齟齬が生まれようがカネタンを助けるためには色々な人を善人にしなきゃいけないんです。


たった45分の間に主人公の行動がこれほど首尾一貫しなかったドラマはそうはないんじゃないでしょうか。というかカネツグが自分の感情で周囲を振り回しすぎ。そもそも民が大事家族が大事だというならそれ以上に上杉を大事にしなくてどうするんだ。事あるごとに「わしは筆頭家老だから」と言ってますが行動が全く伴ってない。何より家庭より仕事を取らなければいけない立場の景勝に家庭至上主義を押し付けた罪は重い。結果優先順位を間違えた景勝の信用は地に落ちました。

しかも天下人の前でまるで自分の信念が上杉の信念であるかのような発言。景勝はちょっと痛い謙信信者ではあるけど、「主も家臣も仲良しこよしでラブアンドピース」なんてお花畑な考えはドラマでは言ってなかったと思うぞ。完全な越権行為だろコレ。


それにしても上洛できない理由を貧乏のせいにするとは恐れ入りました。たとえそうだったとしても、無理してでも費用を捻出してみせるのがカネツグの辣腕の振るい所でしょう。とりあえず役立たずなのに高給取り(と思われる)な上田衆をリストラしてもいい。史実の上田衆はきちんと仕事していたのでしょうが、「天地人」の彼らがしたことといえば東幹久が子供たちを帰農させたことと、全く名前と顔が思い出せないけどカネツグ達の中では信頼の厚い男だったらしい人が若手を連れて開拓民になったくらいで、他は友達の出産費用をカンパする学生みたいに財布のひもをちょっと緩めるのが関の山。「じゃあ俺も俺も」と常に誰かの尻馬に乗らないと行動を起こせない烏合の衆以下の連中です。なのでいなくても問題ありません。いいから財布ごと出せ。


カネツグの言う「貧しさ」「みんなで汗水流して働くことの尊さ」も薄っぺらくて鳥肌立ちました。ちょっと苦労した程度で民に歩み寄ったつもりなんだろうか。羞恥心のある人間なら農民の苦労を知り「わしはこれ以上の負担を民に強いようとしていたのか」と反省して家臣のリストラ断行するくらいすればいいのに。少し畑をいじっただけで「農業って素晴らしいね。スローライフは人生を豊かにするよね」って妙に晴々した顔で言う勘違いした一部の都会の人みたいで、気持ち悪いです。


つか書いてて思い出したんですが、米沢はカネツグの元領地じゃないですか。カネツグがいる前で「ここが米沢?ちょっとしょぼくね?」と平然と言える上杉家臣たちはどこまで腐ってるんだ。

それと転封と聞いて思い出すのが東幹久。彼は会津転封の折に、自分の子供たちを帰農させ断腸の思いで越後に置いてきてるんですよね。「会津行きたくないよー」と布団で駄々をこねてた上田衆おバカ筆頭の彼が一番の犠牲を払い、餞別にと子供たちに城の土を持たせるシーンは正直胸を打ちました。家族大事が上杉の家風だというなら、幹久が離れて暮らす子供たちに思いを馳せたり、カネツグが折に触れて幹久とその家族を労わるような描写があってもいいと思うんですが何もない。幹久は相変わらずヘラヘラ笑って愉快な仲間達と「俺も俺も」と言ってるだけ。完全に子供のことを忘れてるとしか思えない。脚本家が。


もうとっくに分かってたことだけど


大事なのは家族じゃない

大事なのは「カネツグの」家族なんですよね


愛も義とやらも全部カネツグ一家だけのもので、すべてにおいてカネツグ一家が優先される。周囲のそれはほとんど描写されない。結果主君である景勝すらまともに描かれず、他の家臣たちに至っては上杉にパラサイトしてる独身貴族のごとき扱い。彼らにだって愛する家族とまっとうな職業意識があったはずなんですけどね…。情よりお家を優先させて「側室を」と切り出した菊姫もお船には「子供店長のところにいってあげて」、カネツグには「ずっとお船を独占しててごめんね」とお優しい言葉。挙句時間と距離までカネツグ一家に味方する始末。お船は何に乗って米沢に行ったんだ。子供店長は何カ月寝込んでたんだ。どこまでこの世界はカネツグたちに甘いんだろう。


最初からそうだったのかもしれないけど関ヶ原以降は明らかに「カネツグが激動の時代にありながら、義と愛の精神を貫いて生きていく物語」ではなく「なんだか分からないけど義と愛と唱えるとみんながカネタンを許してくれる物語」にスケールダウンしてるよなあ。脚本家が物語の辻褄を合わせることを放棄してるだけとしか思えない。


個人的な感覚ですけど最近は台詞の質と量もなかなかひどいと思います。ほとんどカネツグ界隈のおしゃべりとナレーションだけで話が進行してるように見える。あとは個性のないセリフを言うだけの名あり名無しのモブばかり。淀殿も福島もカネツグのためにはあれだけ喋ったのに最近はだんまり。前回家康に正論吐かれて黙り込むカネツグといい、これって脚本家が「生きた会話」を書くことが出来ない証拠だと思うんだけど。主役と主役に話しかけられた人の会話だけじゃなくてさ、その場にいる人達が玉石混交の意見を出し合い、時に理論的に時に感情的に言葉をぶつけ、誰かの鶴の一声で場が収まったり、または余計混乱していくような白熱した議論シーンてこのドラマにありましたっけ?ほとんどが議論の体をなさず「カネツグの意見にイエスかノーで答えましょう」程度で終わってますよね。議論でなくても会話というのは見せ場の少ない人物のキャラを立てて視聴者に顔と名前を覚えてもらう絶好の機会で、そういった会話で人物描写を少しずつ積み重ねていくことで人間関係の相関図が形作られ物語に深みを与えていくのではないのかなあ。OPクレジットにずらりと並ぶ徳川の重臣たちの名前を見るにつけ、残念でなりません。もうさ


徳川重臣…遠山康光


でよくね?戦国から泰平の世を東へ西へと八面六臂の大活躍!日本史上の陰の麒麟児遠山康光の大活躍にこうご期待下さい。


菊姫の最後と政宗のよくわからん恩売りにまで突っ込む体力が残っていないので本日はここまで。政宗はまあ、あのくらいでいいです。これ以上余計なプッシュをせずカネタンを通りすがりに評価していった名のあるモブで終わってください。

礼儀を知らない=不遜って安易だよね・・・うん、前田慶次は出さなくて正解だったんじゃないかな。
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Category : 未分類 | Thema : 大河ドラマ | Genre : テレビ・ラジオ |

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